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◆ダイヴとは
◆カラー
◆在庫状況



キングマーマー / ダイヴ


主なスペック
 ■ Length(全長) : 87o
 ■ weight(重さ) : 約26g
 ■ Depth(深度) : max2.0m
 ■ バルサ製
 ■ フローティングタイプ
 ■ フロントフック #2/0 
 ■ リアフック  #1
 ■ 税込 5,250円

2010.10.31 リリース
商品の仕様は予告なく変更される場合がございます。






キングマーマー・ダイヴはフローティングタイプのリップレスクランクベイトです。
キングマーマーが水深1.5メートルまでをカバーするのに対して、ダイヴは12ポンドのフロロカーボンラインで、最大2メートル+αまで潜ります。
浮力はo.s.pさんのブリッツと比べて少し強いくらいです。
ミディアムリトリーブで1.5〜2メーターラインのレンジキープ
が可能です。

ダイヴが活きる場所

2010年の9月某日。
朝一番に向かった野池で空振りに終わった私は、急いで次の野池を目指していました。
移動中もどんどん日は昇ります。
池に着いてざっと見渡すと、そこここに釣人がちらほら。
狙いたい場所にも先行者が見えます。
遅かったか。
ますます朝の判断ミスが悔やまれます。

しょうがないので、しばらく期待の持てないポイントで時間を潰しました。
案の定、反応はありません。
先行者が移動したのと入れ替わりで、有望な場所に入りました。
5分ほど何もせず、場を、私を落ち着かせます。
ふー。

1投目。
岸沿いをタイトに通しましたが、反応はありません。
少し沖目を狙った2投目。
リールを素早く10回転ほどさせて、一気に2メーターラインまで潜らせます。
そこからスピードダウンさせて間もなくでした。
ウィードがポツポツと絡む中層を泳がせていると、ドンッ!と太いアタリがありました。

もちろん期待して投げたには投げましたが、先行者が散々叩いたあとだけに、まさかの魚です。
2度、3度エラ洗いを繰り返して上がってきたのは、ジャスト50センチの奇麗な魚体でした。


やっぱりダイヴには何か秘めた力があります!
そう話を結びたいところですが、それではどうにも腑に落ちません。
私が観察していた限り、先行者も同じ場所にもキャストしていましたし、なにより20分近く同じ場所で釣り続けていました。
にもかかわらず、後から入った私に魚が釣れたのはなぜか。

一つ考えられるのは飛距離の問題です。
キングマーマーを投げた事がある方は、50メーターを越える飛距離をご存知だと思います。
ダイヴは浮力を少し落とすために約5グラム重くなっているため、さらに遠投性が高まりました。
特に岸釣りにおいては竿を出せる場所が限られるため、よく飛ぶルアーに大きなアドバンテージがあります。
その点を踏まえると、私が釣った50センチの目の前に、先行者のルアーが届いていなかった可能性が考えられます。

もう一つは、ダイヴがフローティングのクランクベイトであることです。
高低差のあるウィードや、障害物をタイトに釣る時は、「深いところまで潜ること」と「そこから浮き上がること」無しにルアーを通す事ができません。
ダブルフックをセットする事で障害物の回避能力に長けたダイヴは、特にカナダモやエビモを釣る時にアドバンテージがあります。

加えて考えられるのは、私が「2メーターレンジを探っていた」という点です。
先日、某ルアーメーカーのラインナップを見ていて驚いたのですが、リリースされているルアーの実に7割が、水深1.5メーターまでを狙うための物でした。
これはある意味、日本のバスルアー全体の縮図を表しているように思います。
つまり2メーターラインを狙えるルアーの数自体が少なく、釣り人がラインに結ぶ機会も減じているのではないかと考えられます。

カバーを狙う時、ガード付きのラバージグやテキサスリグを使います。 当然、これは物理的に引っ掛かってしまうのを防ぐためです。
実は同じように、オープンウォーターのような場所でも、物理的に狙う事が難しいポイントがあります。
キングマーマー・ダイヴは「50メーターの飛距離」「フローティング」「2メーターレンジを狙える」という特徴を生かして、ウィードやリップラップなどの広いエリアをくまなく探る事に長けたクランクベイトです。

ルアーのアクションの特徴については、こちらの記事をご参照ください。
http://6d9b.blog51.fc2.com/blog-entry-482.html




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