|
ルアーのメンテナンス
◆ヒートンについて
フックアイにはヒートンを使用しています(ダブルフックモデル)。
このため、使い込むにつれてヒートンが緩んでくる場合があります。 そうなった場合には、中粘度の瞬間接着剤をヒートンの根元に流し込んで再度固着して下さい。
この際、模型店などで販売されている瞬間接着剤の硬化促進剤を併せて使用すると、よりスピーディに作業が行えます。
硬化時の白化防止にも役立つのでオススメです。
私は株式会社ウェーブの物を使用しています。
◆フックポイントの調整
魚のアタリがあっても針に掛からないケースが頻発する場合は、フックポイントの幅を広げると改善する事があります。
写真のようにフックのベンドしている部分を両側ともペンチで掴み、少しずつ外側に広げて下さい。
急激に広げると針が折れることもありますので、じわじわとゆっくり広げるようにして下さい。
◆ボディの補修について
ボトムに擦れて塗装が剥げたり、コンクリートにぶつけて穴が開いた場合は、早めに補修することでルアーを長く使うことが出来ます。
中粘度の瞬間接着剤を患部へ少量塗布し、硬化促進剤をひと吹きしてコーティングして下さい。
厚くコートしたい場合は、接着剤を一度に厚く塗らず、何度かに分けて薄く塗り重ねるのがコツです。
中粘度の瞬間接着剤は「LOCTITE プロユースタイプ 多用途」を推奨します。
◆フックのハンダ付け
ダブルフックは構造上、歪みやすい性質を持ちます。
歪んでも手直しすれば問題ありませんが、予防策としてシャンク部をハンダ付けする方法があります。
具体的には、ステンレス用のハンダについているフレックスをシャンクに適量注し、次にハンダを少量垂らしてやります。
こうする事で2本のシャンクが強く固着され、フックの歪みや開きが軽減されます。 ハンダはホームセンターで購入できます。
◆サビ予防
カップの中に(ヒートンの付け根に)水が溜まりやすいので、使用後はしっかり乾燥させて下さい。
乾燥後はティムコから出ているフックコートなどを吹いてやると、より万全の状態で使うことが出来ます。
|
ページ上に戻る |
|